
玉手箱(5点)
本書は、会社においての「気づく力」「考える力」「行動する力」を、カルロス・ゴーン氏、大前研一氏、斎藤孝氏など、現役の成功者に教えを乞う形で、参考にできるものは何でも気づいてみようという試みを取り、読者の成長を促す内容になっている。 オムニバス形式・多種多様な角度・視点が面白く、愉快に感じる。また参考になる部分も多く、何回でも読み返すことができるので、気に入っている。
頭の中のハードディスクを回転させて、「ひらめく」ためにはどうすればよいか?(3点)
「気づく」というタイトルに惹かれて購入しました。同じ 現象を見ても、十人十色の感想を持つでしょう。これは、先 天的な面もあるかと思いますが、頭の中のもう一人の自分と 対話して、シュミレーションする訓練をすることによって、 新しい「気づき」を持つことができると思います。 漫然と事象を捉えるのではなく、頭の中のハードディスク を回転させて、何か関連のある「ひらめき」がないかを考え る必要があります。そのためには、本を読んだり、人の話を 聞いて大量のインプットをしておく必要もあります。 ◆感銘を受けたところ 田中辰巳氏(リスクヘッジ代表取締役) 疑似体験というのは、実際に問題が起きた場合に間違いのな い対応をとるためのトレーニングである。 →いい仕事、意義のある生活をしようと思ったら、将来に起こ りうる可能性についてシュミレーションすることが重要。 「晴れの日に傘を張って、雨の日に備えよ」江戸時代の言葉だ そうです。(村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワン ダーランド」の台詞)。 何が変化し、何が変化していないかを念頭において、情報を 丹念に読み込んでいく。 →変化に気づくには、「時間軸」を持つことが重要。 過去→現在→未来は、常に変わらない法則である。時間が経っ ても変わらないもの、変わったものを分けるだけでも、新しい 「気づき」がある。 早起きを実行するには根本に立ち返り、自分は仕事を通じて何 を得たいのか、ハッキリさせる必要があるようだ。p.212 →人それぞれに体質があるので、誰でも早起きが有効とは言えな いと思う。しかし、生理学的には朝の脳の方が活性化されている らしい。その一方で、闇雲に早起きしても意味がない、早起きし てでも「やりたいこと」がなければ、長続きがしない。とりあえ ず、英会話でも読書でも、スポーツでも朝にしばらく続けてみ る、続けられるものが今の自分に必要であり、適性があると思う。
気づく力に気づくか(3点)
書名は「気づく力」となっていますが、目次の次のページに 「特集=『情報分析力』の鍛え方」、「特集=考える力」、 「特集=行動する力」、「特集=気づく力」というテーマで 雑誌掲載したものを再編集したと記されているとおり、仕事 の仕方全般という内容になっています。 理論中心の「論文」から体験談までバラエティーに富んでい ますので、興味のあるところだけ読むということも可能です。 具体的なハウツーに触れられている著者もあり、丹羽宇一郎 氏の「一つの週刊誌を隅から隅まで読み続ける」という情報 収集法を早速実践しています。 |