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 2009/01/08 更新 DVD|CD|ゲーム|洋書
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孤独のグルメ


著者:久住 昌之, 谷口 ジロー
発売日:0000-00-00
出版社:扶桑社
定価:\630(税込み)
販売価格:\630(税込み)
人気度:ユーザ評価:5.0
ジャンル:文庫
ISBNコード:4774307254
在庫状況:通常24時間以内に発送
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孤独のグルメの読者感想
純粋に食を楽しむ(5点)
どうと言う事のない、普段喰ってる物の話で、特にあそこの何が美味いとか、あそこのシェフはこういう工夫をしてるぞ、とかいうウンチクグルメの話ではない。

ふらりと立ち寄った店、買った駅弁、デパートの屋上のうどん。
たった一人でする外食。
わびしいか?寂しいか?

主人公の台詞が帯になっている
「モノを食べる時にはね 誰にも邪魔されず 自由で
 なんていうか救われてなきゃあ ダメなんだ
 独りで 静かで 豊かで・・」

たくさんの人間で囲む食卓の楽しさは格別だが、独りで静かに食う飯には「癒し」があるのだ、とまあ大げさに言えばこういうことらしい。

独り月下を散歩するような、静かなドラマに溢れているこの作品は、何ともいえない風情で、グルメ漫画というカテゴリからはみ出している。 外食時間は哲学する(4点)
本書に登場する外食屋のうち、4店に行ったことがある。勿論、本書で知ってからのこと。
赤羽、石神井公園、池袋西武百貨店屋上、秋葉原の万世橋である。いずれも、漫画に描かれるとおり! 周りの風景から、空気の色、食事している客までが漫画と同じだと思われた。ある知人によると、店の人までがリアリズムだったとのこと。
これは「食い物屋」の話であって、さにあらず。外回りの営業マンの話である。労働時間の大半を外で過ごす営業マンにとって、食事の時間は「拘束中の自由時間」である。得意先と一緒に食べたり、それこそ酒を飲みに行ったりすることも少なくないが、昼時の一人の食事は、ある種独特の時間の流れが存在する。これはやってみないとわからないけど、経験者であっても、この時間を上手く説明することができない。いや、説明する必要もないのだが、あえていうと、この時間にこそ営業マンの精神現象が、その一端を垣間見せると言えようか。
その精神現象をうまく掬い取っているのが、本書の手柄である。
本書に営業活動そのものの描写は僅かしかない。営業活動そのものは、一般の会社員営業マンの場合、「営業日報」というもののうえに無味乾燥な文体で定着される。しかし、移動時間こそ交通費精算書にその足跡が刻印されるが、食事時間、徒歩での移動時間はどこにも記録されない。振り返って、営業活動でおぼろに思い出されるのは、営業そのものよりも、食事や各種の妄想じみた存念に彩られた徒歩の時間、あるいは電車の中での多分に曲折した想念、タクシーでの運転手との世間話なのだ。いや、人間の過去の生活など、概ねそういうものかもしれない。しかし、ひょっとすると、そんなことだからトップセールスに名を連ねられなかったのかも、との思いは残る。
そんなことまで思わせる沈思をいざなう1冊である。一つの時間論の趣きさえ漂っている。 静かに読める/行きたくなる(5点)
某グルメブーム火付け役漫画の如くに、「口の中でプチュプチュと○○が××した所に△△がくしゅくしゅっと溶け出てそれを□□がトロトロッと包み込み云々・・」等というような、口の中で咀嚼した物を一度掌に総て吐き出し、丹念にこと細かく選り分けて見せるような描写はありません。食べる人の表情。感嘆の言葉。実際に店探して食べに行きたくなる、誘われる作品です!!

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