椿山課長の七日間 の紹介ページ
2009/01/08 更新 DVD|CD|ゲーム|洋書
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椿山課長の七日間
著者:
浅田 次郎
発売日:0000-00-00
出版社:朝日新聞社
定価:\630(税込み)
販売価格:
\630
(税込み)
人気度:
ジャンル:文庫
ISBNコード:4774307254
在庫状況:
通常24時間以内に発送
濃厚な三日間
(5点)
急死した椿山課長が、成仏する前に、姿を変えて、三日間だけ現世に戻る。
あり得ない話だが、まず、死後のお役所仕事に直面する場面は、大変興味深い。
我々も、もし死んだら、こんな手続きを経るのだろうか?
あくまで空想なのだが、少々リアルだ。
そして、死後の現世には、驚くべき現実が待ち受けていた。
今回、現世に戻るのは、椿山課長を含めて、全部で3人だ。
これら、3人の絡み合いも、物語に奥行きを与えている。
考えてみると、作品と共に現世に戻って、初めて知り得る事がたくさんあった。
ひょっとすると、我々は気付かないだけで、似た様な人間模様を、見落としているのだろうか?
コミカルなこの作品には、切ない部分も多い。
単なる娯楽作品に終わらない、教えられる部分も、いくつもあった。
最終場面も印象に残った。
濃厚な三日間に、喜怒哀楽が激しく交錯する。
こうやって逝きたい
(5点)
素直に面白い。新作落語を聴くような導入部(落語「ぜんざい公社」を思い起こさせる)で、ぐいっと引き込んで、あとは笑いと人の情があふれるお得意の世界へ。
椿山課長にとっては、仕事と家族と何から何まで未練を残して現世に戻ってきてみれば、部下は妻と浮気しているわ、呆けてると思っていた父には気を使われているわ、息子は全ての事情を知っているわ、昔遊んだ女は実は本当に本気で愛してくれていたことが分かるわ……もうとんでもない事態なわけですが、ドロドロとせずに笑いだけに逃げずに実にバランス良く楽しませて貰えるお話です。
「鉄道員」や「地下鉄にのって」といった作品も好きですが、「プリズンホテル」や「きんぴか」のように笑いのエッセンスがまぶされいる作品は中毒度が高いですね。
西田敏行さんと伊東美咲さんが演じた映画版を観てみたくなりました。
……小心者なのでボタン1つで「反省」して極楽浄土に逝きたいです。
心が洗われる
(5点)
笑い、泣かせ、人情溢れる浅田さんの大ファンだが、その中でも本書は抜群。
まさに浅田ワールド!!
死後どんな世界が待っているのか?そんな疑問を解決!
はしてくれないが死の不安が拭い去られる事は間違いない。
中盤まで笑い、ラストは泣き。そして一息つき、心が洗われた気分になる。
目の前の悩みが小さな事に思えるようになる。また生き方についても考えさせられる。
私事だが、身近に日々死と向きあって過ごしている人がいる。
本書を紹介してくれた人だが、一時は生きる気力を失くしていたが
本書を読んでから心が軽くなった様子。
とにかく、笑って笑って、泣いた!
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