嗤う闇―女刑事音道貴子 の紹介ページ
2009/01/08 更新 DVD|CD|ゲーム|洋書
ブック・スタンド トップ
>
嗤う闇―女刑事音道貴子
著者:
乃南 アサ
発売日:0000-00-00
出版社:新潮社
定価:\500(税込み)
販売価格:
\500
(税込み)
人気度:
ジャンル:文庫
ISBNコード:4774307254
在庫状況:
通常24時間以内に発送
ある意味短編の教科書ともいえる
(3点)
出来不出来の激しい短編4篇が収められている。
どういう短編が良くて、どういうものがだめなのかよくわかる短編集である。
ただ、どの編も著書の切れのある文章で気持ちよく読める。
この人の文章って結構きれすぎていて、「きれはあるけど、こくがない」って常々思っている。だから、音道貴子にしても、この子との結婚生活はきついだろうなぁと思わせられるところが多々ある。ということは、逆に弱い音道貴子など読みたくない私には、魅力的な一冊であるのだが。
あまりにも不出来な短編があるので星は3つとしました。
「風のエピタフ」に期待です。
淡々とした日常描写に味わいあり
(4点)
直木賞を受賞した長編「凍える牙」で活躍した女性刑事・音道貴子を主役とした短編集。
このシリーズの長編は<深夜のファミレスで男が炎上、さらに獣に噛み殺された死体が発見される。音道は気の合わない相棒の中年刑事とともにこの二つの事件をつながりを追う>(凍える牙)、<占師夫婦と信者の惨殺事件を捜査していた音道は、何者かに拉致され、監禁される>(鎖)と、サスペンス色が強いのですが、短編集の方は、筆者が得意とする心理描写が冴え、淡々とした女性刑事の日常の中から、音道貴子の人間らしい魅力に触れることが出来るようになっています。
今回の「嗤う闇」での音道は、警視庁の機動捜査隊から、下町にある墨田川東署に異動になったため、さらにその色が濃くでています。事件のスケールも小さいし、手に汗握るような展開もありませんが、音道貴子ファンならば、楽しめるはずです。
踊り場的一篇
(4点)
直木賞受賞作『凍える牙』の主人公、音道貴子シリーズ。短編4篇が収められています。
機動捜査隊員として活躍していた彼女が、「生活様式が変わってるのに、その無防備さだけが、昔の下町感覚」というなかなか厄介な場所を管轄する墨田川東署に異動になり、事件に挑みます。犯人逮捕後もすぐにには動機が推し量れない犯罪が綴られ、最後に犯人の口から語られた犯行の真相によって、それぞれに異なる余韻が残る短篇集です。
その中で異彩を放っているのが、『凍える牙』でコンビを組んだ滝沢刑事が登場する一篇。彼と音道、彼の娘夫婦の一夜が描かれています。音道は行きがかり上、滝沢の私生活の一端を覗くことになるのですが、うーん、この作品は読みたくなかったな・・・というのが初読の感想。音道と滝沢は、確かな絆が存在するにもかかわらず、お互いあくまで一定以上の距離には決して踏み込まず、その距離感が詰まったり伸びたりする関係性の妙が読みどころのひとつであっただけに、今回、一線を超えてしまった(もちろん男女の一線ではありません、念のため)のをどう考えるか・・・ 「弱々しく、情けない滝沢など、出来ることなら見たくはなかった」という音道の心の声など聞きたくなかった。あくまで意地を張り通す二人を眺めていたかった。
ところが、すでに『風の墓碑銘』という長編で、二人は再びコンビを組んでいるんですね(うっかりしていて、解説で初めて知りました) 一線を超えた二人がどんなコンビぶりを見せるのか、確かに読みたい! そう考えるとこの一篇は、第二ステージへの踊り場とも言える作品なのかも知れません。
あかんべえ〈下〉
女刑事音道貴子 花散る頃の殺人
未練―女刑事音道貴子
手紙
真相
この本が含まれるカテゴリ
全カテゴリ一覧
文学・評論
人文・思想
社会・政治
ノンフィクション
歴史・地理
ビジネス・経済・キャリア
投資・金融・会社経営
科学・テクノロジー
医学・薬学
コンピュータ・インターネット
アート・建築・デザイン
実用・スポーツ・ホビー
資格・検定
暮らし・健康・子育て
旅行ガイド
語学・辞事典・年鑑
教育・学習参考書・受験
こども
漫画・アニメ・ボーイズラブ
タレント写真集
エンターテイメント
新書・文庫
楽譜・スコア
アダルト
利用規約|広告掲載|お問い合わせ
(C)BOOK-STAND.net All Rights Reserved.