クライマーズ・ハイ の紹介ページ
2009/01/08 更新 DVD|CD|ゲーム|洋書
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クライマーズ・ハイ
著者:
横山 秀夫
発売日:0000-00-00
出版社:文藝春秋
定価:\660(税込み)
販売価格:
\660
(税込み)
人気度:
ジャンル:文庫
ISBNコード:4774307254
在庫状況:
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行間の迫力
(4点)
迫力がすごい。事件の真相がわからず、ドタバタする社内の様子などは、その情景がどんどん頭に浮かんでくるほど。しかし、悠木さんは最後、なぜあんなに部下に慕われていたのでしょうね。そこが安直というか単純な感動劇というか、正直残念。
短編もいいが、長編もすごい。
(5点)
横山作品の大半のベースにあるのは、よい意味での「おじさん視点」。がむしゃら
な若い時期を過ぎ、それなりの社会的地位(でも超エリートではない)を得た一方
で、理想と現実、あるいは組織と個人の狭間で悩む大人を描かせたら右に出るもの
は無い。
日航の墜落事故後の報道を題材に、人物の心理と葛藤を丁寧に描いた本作、
ハッピーエンドではないけれども、説得力があり、納得の行く筋運びと
相まって、読み応えあり。主人公は欠点も多いが、理想も忘れてはいない
中年の新聞記者。組織に翻弄され悩むさまは、同じ社会人として共感を
覚えます。
著者には珍しい長編作品ということもあり、横山作品に興味があるならば
絶対に読む価値のある力作。
主人公が好きになれないと、どうしてものりきれなくて・・・
(3点)
1985年に起きた日航機墜落事故。地元新聞社の熱闘を軸に、「下りるために登る」登山とは何か、ということをからめながら、主人公の遊軍記者・悠木の不器用ながらも真摯で誠実な生き方が描かれる。
携帯もパソコンも普及していなかった時代。しかも事故現場は険しい山の中。必死の現場取材から記事になるまでの過程は、熱く緊迫感あふれ、相当な読み応えだ。特に事故後すぐに現場へ赴く記者二人のエピソードは衝撃的。ノンフィクションだと錯覚してしまいそう。
だけど!!
私はどうしてもどうしても主人公の性格が好きになれない。
すぐに激し、感情にまかせ余計な口をたたく。家族にも上司にもその調子で対応し、人間関係を悪化させる。そのことに傷つき、トラウマまで持っているのに、少しも改善される様子がない。
仕事も気分次第。簡単にやる気が失せたかと思うと、ぱっと燃え上がり周りを顧みない。
重責なポストを任されているのに、己の健康管理もできない。
勝負どころで及び腰になり、部下の活躍を台無しにする。
手前勝手な正義感で、読者投稿欄を私用する。
・・・枚挙に暇がない。
しかもこのことが、彼のナイーブさと誠実さのゆえとして描かれているのが、びっくりする。よりいっそうの反感を感じてしまう。
前出の記者二人を主人公にして、リアルな現場取材の迫力で読ませた方が、報道とは何かということも、命の軽重の話も、からめた登山のエピソードも、「クライマーズ・ハイ」というタイトルも活きたのではないかと思う。
出口のない海
第三の時効
顔 FACE
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