血まみれのマリア―きんぴか〈2〉 の紹介ページ

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 2009/01/08 更新 DVD|CD|ゲーム|洋書
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血まみれのマリア―きんぴか〈2〉


著者:浅田 次郎
発売日:0000-00-00
出版社:光文社
定価:\560(税込み)
販売価格:\560(税込み)
人気度:ユーザ評価:5.0
ジャンル:文庫
ISBNコード:4774307254
在庫状況:通常24時間以内に発送
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血まみれのマリア―きんぴか〈2〉の読者感想
巻を重ねるごとにどんどんおもしろくなります!(5点)
一巻より断然おもしろい! ストーリーにもふくらみと深みが増して、3人はどんどんかっこよくなります! 貫禄十分であり、男気に溢れ、結束ますます強く、そのくせやさしさは心の奥底に隠して・・・・ ある人が軍曹を指して語ります。「仕方があるまい。良心とは不自由なものだ」 これに尽きるでしょう。何かにつけて割を食い、不自由を強いられているのは、彼らが良心のかたまりだからなのです。

脇役にもとんでもない人物が登場してきます。『プリズンホテル』でもおなじみ、血まみれのマリアさん。「カッポロの古万」こと北海道のある村のヤクザ。彼の出てくるくだりは笑えました。

でも、ゲラゲラ笑えるところも好きなのですが、もっとひかえめな箇所、どの文章にもくすっと笑えたり、皮肉を感じたり、しんみりしたり、さまざまな味わいがあるところが出色。一文一文、充実度の高い小説だなあと思います。

たとえば天政連合会では「月刊侠道通信」という機関紙を発行しているのですが、これについて、
「営業広告をとる苦労がない。(中略)ダイヤルQ2とか、大人のオモチャや防弾チョッキの通販ばかりでは下品になるので、たまには一流企業の総務部長にお願いして上等な広告を載せる余裕もあった。べつにたいしたお願いはしなくても、春先のある季節になれば自然に広告は集まるのであった」
読み流せばどうということのない文章ですが、ちょっと考えるとむむむ・・・とおかしくなります。

ふつうの地の文ですらこうですから、ここぞというときの盛り上げはすごい。痛快です!楽しめます! ピスケン、かっこいい〜(5点)
「きんぴか」シリーズの第2作。プリズンホテルにも登場するマリア様が登場します。1作目に続いて、涙に笑いにと、相変わらずの3人が大いに楽しませてくれます。そして何より、「血まみれのマリア」のピスケンがシブい!!!


ピ「俺ァウソは言わねえ。ウソとグチとオセジは生まれてこのかた言ったことがねえ。いつだってそうしてきた」
マ「カッコいいね、そういうの」
ピ「ああ、カッコいい。だけど、おかげでみっともねえ人生になっちまった。世の中、そんなもんだ」


大好きなシーンの一つです。カッコいいね、と言われて「ああ、カッコいい」なんて、サラッと言えるオトコになってみたいもんですね。 役者が揃い、一段と面白くなりました。(5点)
「三人の悪党」の続編。一段と面白くなってます。娯楽性に加えて、著者独特のヒューマニズムが発揮され、味わいの深さが増しているように感じました。何といっても出色なのは表題の「血まみれのマリア」で、救急センターの看護婦長と彼女に惚れてしまったピスケンの物語です。救急センターという職場の激務と人の命を預かる職業の尊さが背景に込められており、敬虔な気持ちにさえなりました。ピスケンはいわばそういう人たちに対する多くの読者の代弁をしてくれているような感じです。「鉄道員」や「天国までの100マイル」といった名作に通じるようにも思えました。「三人の悪党」から繋がってますので、このシリーズをお読みになる方は最初から読まれるほうが良いと思います。素晴らしい作品だと思います。

この本を買っている人が買っている本
プリズンホテル〈3〉冬
プリズンホテル〈4〉春
三人の悪党―きんぴか〈1〉
真夜中の喝采―きんぴか〈3〉
極道放浪記〈1〉殺られてたまるか!

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