数学的にありえない〈下〉 の紹介ページ
2009/01/08 更新 DVD|CD|ゲーム|洋書
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数学的にありえない〈下〉
著者:
アダム ファウアー, Adam Fawer, 矢口 誠
発売日:0000-00-00
出版社:文藝春秋
定価:\2,200(税込み)
販売価格:
\2,200
(税込み)
人気度:
ジャンル:単行本
ISBNコード:4774307254
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です。
“ありえそうにない”ことを”ありえそう”に描ききったページ・ターナー
(4点)
’06年、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第3位、「このミステリーがすごい!」海外編第5位にランクインした、アダム・ファウアーのデビュー作。
05年の発表以来またたく間に16カ国あまりで翻訳されベストセラーとなり話題を呼んだ、圧倒的なリーダビリティーを持つノンストップ・サスペンスである。
巨大な陰謀に巻き込まれた天才数学者ケイン。窮地に追い込まれた彼の唯一最大の武器、それは「確率的に絶対不可能な出来事」を実現させる能力だった・・・。
北朝鮮に追われるCIAの女性工作員、謎の人体実験を続ける科学者、政府系の秘密研究機関、ロシアンマフィアとその手下、宝くじを当てた男、難病の娘を持つプロの追跡屋。随所に仕掛けられた伏線が次々に起爆、全ての物語は驚愕の真相へと収束する・・・。
基本的には、逃亡&追跡活劇だが、確率論をはじめとする数学、統計学や量子力学、物理学等、数々の理数系のガジェットがところどころに組み込まれ、読者の知的好奇心をそそり、壮大なホラ話のような“ありえそうにない”ことが、さも“ありえそう”な話になっている。読者は、知らない間にファウアーの術中にはまり、ハラハラ・ドキドキしながらページをめくってゆくことになる。
とにかく、奇想満載、知的興奮と活劇の昂揚間違いなしのページ・ターナーである。
特別優れた小説だとは思えませんが・・・
(3点)
タイトルで非常に興味をそそられました。原題はただの「improbable(ありそうもない)」ということで、うまい邦題の付け方だと思いました。帯やカバーの記述も絶賛の嵐で、これはやはり手に取っちゃいますね。
のっけから数学的なトリビアが散りばめられており面白いことは面白いのですが、本筋に深くからんでくるようなものではないことが読み進むうちにわかってきます。また、登場人物は皆あまり深みが無く、悪い意味で漫画的な印象を受けました。アクション場面や終盤、物語が収束してくるあたりはかなり読ませますが、途中の伏線の張り方がややぎくしゃくしており、トータル的な小説の完成度はそれほど高くないように感じられました。クライトンらと比較されることが多いようですが、(あとがきにも同様のことが少し書いてありましたが)個人的にはM・ナイト・シャマランの映画から受ける印象に近い読後感を持ちました。
結論としては、平均的な水準の作品という評価になります。途中で投げ出すことはまず無いでしょうし、それなりの満足感を得られる方が多いとは思いますが、「ハードカバー2冊、高かったな・・・」とお感じになる方も結構いらっしゃる気がします。
白熱出来るゲームに参加出来る下巻
(5点)
展開が早いのか、巻き戻ってるのか、混乱してくるこの下巻。
対戦相手が駒を動かす前に、向こうの手を見抜いておいて、自分の駒を10個失っても勝つチャンスがあるチェスのようなこの物語の展開は、読むのを止められない。
途中からの展開は、時間を忘れさせるほどだ。
主人公ケインだけが先を見越して動いた断片だけを先に見せておき、その意味が後に分かるのも癖になる面白さ。見事な白熱するゲームを見たみたいな燃焼感一杯の下巻。
この本は上巻より、下巻が圧倒的にお薦めなんですよ。
風の影〈上〉
風の影〈下〉
12番目のカード
数学的にありえない〈上〉
名もなき毒
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