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 2009/01/09 更新 DVD|CD|ゲーム|洋書
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暗いところで待ち合わせ


著者:乙一
発売日:0000-00-00
出版社:幻冬舎
定価:\520(税込み)
販売価格:\520(税込み)
人気度:ユーザ評価:4.5
ジャンル:文庫
ISBNコード:4774307254
在庫状況:通常24時間以内に発送
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暗いところで待ち合わせの読者感想
凍えた心をやさしくつつむ出会いの物語(5点)
「一人で生きていけるというのは、嘘だった」
視力をなくし、独り生きるミチルと殺人容疑で追われるアキヒロの奇妙な同棲生活の物語。

殺人容疑者と視覚が不自由な二人の生活は非常に不思議な雰囲気を持っている。部屋の隅でじっと息を潜めるアキヒロ。その気配に気付きつつも、気付かない振りを続けるミチル。静寂の中で、互いの存在を感じながらも、近づけない二人の心が、やがてゆっくりと近づいていく。

「つらい社会で人の悪意に身をさらすならば、また、希望を持ってしまって裏切られるなら、いっそ一人で生きていこう、生きていける」と思っても、一度、人のやさしさに触れてしまうと、一人は耐えられない。だから、ひきこもるのではなく、勇気をもって踏み出そう。

静かに、静かに過ぎていく二人の不思議な時間がなんともいえない癒しを与えてくれる作品。おすすめです。 心の冷凍は人の温かさでしか溶かせない(5点)
 盲目の女性の家に殺人容疑者が潜む、というあら筋を人から聞いて、サスペンスだと思い読みました。確かにスリルはあります。でも同時に温かい優しさも感じます。「一人でいい」と思って生きてきた主人公と殺人容疑の男性が、次第に自分を必要としてくれる人がいることで強くなろうとする事に、共感しました。そして「点」だった全ての出来事が、「一本の線」になる驚きと温かさ。それをイメージするとしたら、冷え切った体を温める食事を、誰かが作ってくれるとか、冷たい手をポケットに入れてくれるとか、そういう温かさだと思います。一人でも頑張れる、一人で頑張ろう、それは、支えてくれる人がいるから出来ることなのかもしれませんね。主人公を中心とする登場人物の心の動きが、違和感なく入り込んできました。映画も興味がありましたが、この作品を読んだだけで十分満足したので星5つにしました。 シチューの温かさ(4点)
読み終わったときに心に広がる気持ちを表現するなら
「寒い日に食べるシチューの温かさ」。

特別豪華なメニューでもない、飛び抜けておいしいわけでもない、
有名なシェフがつくったものでもない、
でも心が温まって、ふんわかした気持ちになりました。

視覚障害者のミチルと、ミチルの家に忍び込んだ警察に追われているオトコ。
二人の関係は徐々に変化し、
ミチルの心の奥底にしまってあった「他人への思い」や
オトコが今まで拒否してきた「他人への関わり」を
変化させていく・・・・・・

映画のキャスティングを見てから読んだので、
それぞれの配役を当てはめて読んでしまいました。
田中麗奈はイメージから言うと、ハマリ役かも。映画は観ていないけど。

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