
初心者向きだが作りはやや雑(3点)
活字が大きく読みやすい。文章も平易。 李方子の生涯について一通りのことは触れてあるので、入門書として適当な本。 ただしこの筆者の著作に共通する特徴なのだが、原稿の推敲不足が本の評価を下げている。同じ語句が何度も出てくる。同じエピソードが複数の章にわたってくり返し述べられる。年代が前後する。唐突に関係ない話が現れる。多くの韓国人名にルビがなくて正しく読めない。そうかと思えば後ろの章になってルビがふってあったりもする。 まるで老人の繰り言を聞かされるようなまどろっこしさが本書にはある。 巻末の参考資料リストは充実していて価値あり。 本格的に知りたいなら本田節子著「朝鮮王朝最後の皇太子妃」の方を読むことをお勧めする。
やはり知っておかなければならない、近代史。(5点)
山崎洋子さんの「星の〜」とう女性史エッセイで、李方子さんの存在 を知りました。 日韓併合のもとで、関東軍がやってきた、身勝手な行動が、こんなに 多くの人の運命を狂わせたのかと思うと、胸が痛みます。 現在の日本人には、戦争の罪はない。 でも「きたところを知らなければ行き先もわからない」 と、いうように、私たちはやっぱりもっと近代史を知るべきだと思います。 ついでに 愛新覚羅浩さんの「流転の王妃」を読まれることをオススメ します。
戦後生まれの人に(3点)
日韓の歴史の一部。 しかしやはり教科書にのらない歴史。 李王族の事について書かれてる本の 中では一番気楽な文脈にて書かれて いると思います。 まずは日本側からの入門編として。 |