
「ホメの構造」を絵解きする(4点)
世の中「ほめ」と「けなし」しかない!という前提のもと、さまざまなシーンでのホメを面白おかしく分析する、 酒井順子らしい作品。「悪い人と思われないように子供をほめる」など、誰もが日常的に行っている行動をはじめとして、「周りに イエスマンしか居ない人には叱って褒める」といった高度なテクニックを要するホメまで広く網羅している。 この本を実用書的に使うのはムリだが、それぞれの章での見てきたような鮮やかな場面設定には笑わされた。 「全米が涙した」という映画ボメの「全米」がミソである、とか「君には女を感じないなあ」というのもホメであるという指摘や、「女性で出世する人は取引先の部長を「チャン」付け」などの発見にも「そうか!そうだとも!」と思わず賛同してしまった。
酒井ファンですが(2点)
まずテーマが悲しい。人間関係を円滑にするための「ホメ」 をテーマに扱っていて、それぞれの章で、「彼氏との関係におけるホメ」 、「仕事場でのホメ」、「女同士の仲でのホメ」、「家族間でのホメ」と 細かくシチュエーションごとにホメについて語っているのですが、 実際こんなに割り切って誉めるなんて人はそうそういないだろうし、 純粋にホメをホメとして受け入れられなくなりそうで、少し悲しい本だと 思ってしまいました。それだけ現在の社会における、人間関係において ホメが大事だと言っている点には共感します。
過激(4点)
人間誰でも誉められれば嬉しいけれど、誉められて 調子に乗る人と、謙遜する人に分かれますよね。 バランスよく相手を誉め、自分も誉められれば一番いいのですが なかなかそうもいきません。そんな時、相手をうまく誉めるコツ、 誉められた時にうまく返すコツを使い分けられたら? そんなコツを酒井順子さんが教えてくれます。 嫌味にならない人間関係を築くためのバイブル。 人付き合いは、誉めから始まるといっても過言ではないでしょう。 |