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 2008/11/21 更新 DVD|CD|ゲーム|洋書
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密やかな結晶


著者:小川 洋子
発売日:0000-00-00
出版社:講談社
定価:\720(税込み)
販売価格:\720(税込み)
人気度:ユーザ評価:4.5
ジャンル:文庫
ISBNコード:4774307254
在庫状況:通常24時間以内に発送
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密やかな結晶の読者感想
美しくて心地のよい文章(5点)
初めて小川洋子さんの作品を読みました。
最初から主人公の置かれてる「消滅」のある世界という設定に驚きましたが
次に、その文章や選ぶ言葉の一つ一つがすごく優しくて美しくて驚きました。
残酷な情景を描いているのに、美しい絵を想像してしまうような感じで。緊迫した状況での登場人物達の優しさや愛情表現が、激情的ではないけど、とても心地よく感じます。読み終えて、悲し〜い気分になりましたが、「何かすごい小説読んじゃった」っていう興奮が残りました。

映画「博士の愛した数式」を見て本を手にした、ミーハー派ですが他にも小川洋子を読みたくなりました。
消滅(4点)
淡々と進む物語なので、1回入ってしまえば読みやすい。
忘れることの空しさと、覚えていることの儚さが見事に融合した淡白な作品だ。
所詮、人間は物体なのだということを思い知らされる。
何故か物凄く悲しくなる本だ。 忘れてしまうということ(5点)
ものすごく、淡々と物語は進んでいって、
なのにすごく感情移入して読んでしまうんです。なぜか。
まぶたより、あたたかい作品。おじいさんがだいすきでした。

消滅は悲しいはずなのに、
消滅してしまうと、それが悲しいことだということも忘れてしまって、
どんな消滅も受け入れて、生きていくけれど、
島は、そして自分の心は、スカスカで、空虚ばかり。
だけど、それを辛いとも感じることはないんです。
消滅とは、そういうこと。
消滅を受け入れて、全て忘れてしまう人と、
覚えている「異端」な人。
覚えている人は、忘れてしまう人を、かわいそうだと思います。
でも、忘れてしまう人にとっては、それは普通なことで、
消滅を辛いと思う、覚えている人がかわいそうだと思います。

「忘れてしまうこと」と、「覚えていること」
いったいどっちが幸せで、どっちが辛いんでしょう。

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