
戦いの中の“情”を描いた一息つくような巻です(4点)
これまでの3巻に比べると大がかりなアクションがなく、どちらかというと地味な展開。逆にいうとマンガ化しにくい部分だったのかもしれません。ラストで天膳が復活するビジュアルで、人面相のようなものが動き出すのですが、これはなかなか面白いと思う人と、やりすぎだと言う人と、評価が別れそうな変更点です。ただ、ナメクジ人間・雨夜陣五郎などと並べるとそれほど違和感がないのも事実ではあります。
駒場野に血風が吹き渡る……(5点)
ついにあと四人づつを残し、甲賀と伊賀が駒場野で激突します。 奇襲作戦のつもりが裏目に出る、油断をしたらばかえって追いつめられる。 刻々と変化する戦況、そしてまたもや消されていく人別帖の名。 すでに全能力が明らかになったとはいえ、予測のつかない戦いぶりは相変わらず抜群のおもしろさです。 また、今後のキーパーソンとなる春日局こと阿福の登場、 そして在りし日を描く番外編も収録されており、 またも予想を裏切らぬおもしろさであることは間違いありません。 |