
初学者にはいいけど(4点)
一言で言えば、BCGが開発した様々な戦略立案用のコンセプトやツールを、開発者自身が丁寧に説明している、という本である。で、新しいところは特に無い。 経営科学やコンサルティングに携わってきた人にとっては、よく知られたネタばかりなので、まー何というか、同じコンセプトでよくもまあこう長いあいだ稼ぐなあという感じである。 とは言えPPMってもう40年くらい使っているけど、未だに一応ネタとして維持できているのは確かにスゴイ。そういう意味ではコンサルティング業界のディズニーである。 全体に丁寧にまとめているので経営戦略立案のコンセプトをおさらいしたいという初学者にはいいでしょうね。
エクスペリエンスカーブとPPM(3点)
エクスペリエンスカーブとPPMの概要と使い方を確認するのに都合がよい本です
上級者向け経営戦略解説書 (3点)
ボストンコンサルティンググループが開発した、経営戦略策定のためのツールを詳細に、具体例を交え紹介・解説した本。 経営戦略に関する一定程度の知識を有している人向けと言える。なぜなら、紹介されているツールは、バリュー・マネジメント、セグメントワン、デコンストラクション、プロダクト・ボートフォリオ・マネジメント、エクスペリアンス・カーブ、タイムベース競争の6つであり、経営戦略ツール全般を解説した本ではないからである。 例えば、「タテのマネジメントとは、TBRを高めるうえでキーとなるバリュー・ドライバーを発見し、さらにそれを現場の行動指標にまで落とし込み、KPIとして指標体系をくみ上げることである。」という文章を読んで、面白そうだなと思える人が読めば、内容が十分理解できるであろう。 まったく意味がわからない人(私も含め)は少なくとも、経営戦略の全般を説明した入門書を一読してから読むほうがよいのではないだろうか。 |