
正直に、興味深い!(5点)
養老孟司と第一線で活躍している若手の科学者との対談集。面白いですよ。対談集なので、上の目次からも分かる通り、多岐な分野で対談されている。この本の面白い所はまず、飽きない。そして素人でも分かりやすい。最初におもな分野の概要と、途中にも補足として小さな説明がある。そのおかげで、とても分かりやすい。唯一苦笑なのが、養老先生がどの章でも昆虫の話をすることでした。それでも、それもねちっこくいつまでも・・・というわけではないので、こちらも飽きません。
濃密な対談集と言ってよいのでは?(5点)
人類の祖先についてという話題から始まって、脳・心理について様々な話題が取り上げられています。 著者と、各分野の第一線の研究者との対談集です。特徴としては、 ・最近、話題となることが多い題材が多く取り上げられていて興味深く読めると思います。「こういう見方で研究を進めているんだ」と研究の世界を垣間見た気分にもなれます。 ・また、最近の知見をいろいろと盛り込みながらも少ないページ数に収めているため読みやすいです。 ・それから、対談の中での著者と各研究者の論理の展開が興味深く(ぼんやり字面だけ追っていると置いていかれそうになる)、頭のトレーニングにもなると思います。 個々の対談も興味深く、全体としても、それなりに体系的なものとなっていると思います。 全体を通して、密度の高い対談集といえるのではないでしょうか。
『養老孟司・学問の格闘』の文庫版です。(4点)
総合科学雑誌『日経サイエンス』に連載された『脳の見方、モノの見方』から、考古学、文化人類学、行動遺伝学、心理学などに関するテーマ14編を選んでまとめた本が、『養老孟司・学問の格闘』。それを文庫化したのが、この本です。 養老孟司と、それぞれのガクモンの若き(40代前後)第一線学者との対談集です。 世の中には、いろんなことを研究している人がいるんだなあ、と思います。 いくつか、興味の持てないテーマもありますが、それは飛ばして、興味の持てるテーマだけを読んでも、充分楽しめました。 |