![Project Management Professional [PMP教科書]の読者感想](/images/review.gif)
Project Management Professional [PMP教科書](4点)
本書を受験勉強の仕上げに用い、見事PMPに合格することができた。 PMBOKはプロジェクト管理の体系を説明した、いわば事典的なものであるため、丸暗記を強いられるものになりがちである。それに比べて本書は実際のプロジェクトの進行に沿ってストーリー立てられており、自然に流れを理解できるようになっている。例えばある技法について、PMBOKは用語の意味を詳細に解説しているのに対し、本書は実例とそれを使用する理由を挙げているといった具合である。 本書で何より興味深いのがケーススタディで、架空の『キッチン・ヘブン社』プロジェクトについて、各章でのプロジェクトの進み具合に沿ったトピックスを紹介している。これが秀逸で、主人公のプロジェクトマネージャに感情移入しながら読み進めること!できた。キッチン・ヘブン社のプロジェクト終結時には、自分の本書の読破というプロジェクト終結とダブらせて、ちょっとした達成感を味わえたほどだ。 本文はストーリーを味わいながら通読し、CD-ROMの問題を仕上げにする。解けなかった問題にあたったときに本文を再確認するぐらいのスタンスで進めると良いだろう。 試験対策としては問題文の訳語が統一されていないことを想定し、各プロセスのインプット、ツールと技法、アウトプットは英語で覚えるのが吉。本書は英語には力点を置いていないため、原文のPMBOKの併読も必須。
受験ツールとしては最高ではありませんが(3点)
昨日PMPを受験し、無事合格しました。あまり勉強に時間がとれない中、PMBOK(英語)とRita Mulcahyの本とこの本の3冊を使用しましたが、Ritaとこの本とどちらを選ぶかと言われればやはりRitaの方になります。この本は教科書として通読する目的で作られているのだとは思うのですが、私の場合はその時間は無かったため、Ritaの本やPMBOKに詳しく書かれていないことを調べるのと、模試がわりにCD-ROMの問題を使いました。 前者の使い方としてはとても役にたちました。ただ、問題のほうに関しては、PMIが本来もとめているはずの本質の理解を確認する問題より、詳細にわたる暗記の結果を確かめる問題が目立つのが気になります。ここまでの詳細の暗記は、試験の合格のためにも、またもちろん業務のためにも必要ありません。また、PMBOK上の言葉の解釈が必ずしも固まっていないことについて、この本の著者の定義での出があるも気になったところです。というわけで、この問題で合格点がでるまで時間を掛けることはしませんでした。もっとも、よい問題ももちろんたくさんありますので、その辺の見極めをつけながら使うとよいと思います。また、このCD-ROMの問題が英語が基本なのはとても助かりましたし、時間内で試験を進めていくペースをつかむためにも有効でした。 特にお時間の無い方には、Ritaの本をメインにし、この本をサブとする勉強方法をお勧めします。
PMP試験の受験本として(4点)
PMP試験は、このごろSIerなどで注目されているが、PMP試験に特化した参考書は、出版されていないことが問題であった。 私もPMP試験を受験する前には、PMBOK2000を購入し、安くはないPMPの講座を受験し、やっと合格することができた。 PMP受験のためには、参考資料としてPMBOK2000が必要なことはわかるが、それだけでは不十分である。それをフォローするために、この本は充分な効力を発揮する。 この本は、PMBOK2000のように、知識エリア別に章立てがされてはおらず、プロジェクトの流れに沿って、説明がなされていく。そのため、PMBOK2000を読んだ後に、この本を読むと、知識に横串が刺さっていく感じがする(説明が下手ですね)。 付属のェックシートも有効ですし、CDーROMで答練も可能である。 もしPMP受験をするのであれば、手元において、3回は読みたい本である。 |