ちょっと偏ってるかも(3点)
これの前作「どんどん」のほうをちょっとやっただけで突然英語ができるようになった中学生が近くにおり、自分用にとこちらを購入してみました。 前作をランダムにしただけかと思っていたのですが、なかなか日本人がスラッと言えない間接疑問文や、Don't you...? に対する No の答え方などは頻度が高くなっており、ツボをおさえた練習ができるようになっています。 後半は日本語を読むだけでも大変なほどの文章 (例: 僕は去年日本にやってきたアメリカ人の女の子に日本語を教えているけれども彼女が日本語を覚えるのにどのくらいかかるか僕にはわからない) になっており、しかも CD に日本語が入っていないので、本を見ながら同時通訳のようにしなければなりません。「どんどん」や前半のように、iPod などに入れて音だけで練習するわけにはいかず、どうも使い勝手が悪いです。 しかし、前半だけでもかなりの難易度ですから、前作をクリアしたツワモノは、躊躇せずこちらもどうぞ。ただし、中学生 (高校受験用に) はおそらく前作だけで十分です。いきなり関係代名詞全開ですから、三年生の冬休み以降でないとキビシイですよ。
英会話の応用力をつけたい人に(5点)
瞬間英作文トレーニングの第2弾。前作と同じく、中学レベルの英作文を口頭でするのであるが、この本では、文型別に英文が並んではいない。現在完了を使ったの文の後に助動詞を使った文が来たり、命令文の次にbe動詞の疑問文が来たりする。
本書の後半では、1つの文の中に複数の文型が組み合わされた文を使って英作文を行う。たとえば、She looks very happy when she is playing the piano. というような文である。このような文を瞬間的に言うためには、まず第1ステージと本書の前半部分をきちんとできるようにしておく必要がある。しかし、この本をマスターすることができれば、かなりの英会話力がつくだろう。
私自身は、まだ第1ステージの段階なので、この本についてその効果を詳しく言うことはできない。だが、英会話サークルで少しずつ話しやすくなったことや英検準1級の2次に通った経験から、この本のような瞬間英作文は英会話力をつける上でかなりの力を発揮すると断言できる。
ちょっとやってみたが、けっこう難しい。次にどういう文型の文が来るか分からないため、文型別の英作文に慣れた身にはきつかった。私は準1級レベルなので、時間をかければ正解は出せるし、その英文は難なく理解できるのだが、いざ瞬間的に英作をしようとすると、なかなか思ったようにはできない。三単現のsが抜けていたり、現在完了にすべきところを、単なる過去形にしてしまったりする。知っていることとできることとのギャップをつくづく感じた。第1ステージでできた英作文回路をもとにして、応用力をつけるには最適なテキストだと思う。実際の会話では次にどんな話題がくるか分からないため、本書のような方法で練習しておくことは絶対に必要だろう。